履歴書の証明写真 プリントアウト 撮り方 貼り方 カット方法
履歴書の写真をどうするかで悩んでいる人も多いと思います。ちゃんとした写真館で撮るべきか、スピード写真で妥協するかなど。ここでは、履歴書の写真について考えてみたいと思います。
履歴書の写真は選考に影響するか
影響します。履歴書の写真だけで合否を決められることはないと思いますが、選考の評価ポイントには確実に影響しています。写真だけで得られる情報というのは容姿以外にも非常に多いのです。
面接官、採用担当者はどこを見ているか
常識的かどうか
髪型、ネクタイの曲がり具合、人相、目線などから常識がある人かどうかなどを判断している。間接的な第一印象ですね。
意気込み、熱意
スピード写真か写真スタジオで撮ったものかで、就職活動の意気込みを判断している。
きれいに貼られているか
写真のサイズは縦4cm、横3cmが一般的ですよね。写真のカットに失敗してサイズが小さくなったり曲がったり貼り付けの枠に収まってなかったりすると、見栄えが悪くなります。履歴書は公式な書類ですから、正確に貼られていないと書類作成能力を疑われます。
履歴書用写真で押さえたいポイント
①写真館で撮ろう
最近ではスピード写真でも画質が良いですが、写真館や写真スタジオで撮った写真と比較すると出来栄えは雲泥の差です。私も写真館を何度か利用しましたが、納得のいくものができてます。プロのカメラマンが客観的な視点で何枚も撮影し、自分が気に入ったものから選べます。また、写真はデータ化できるので、必要な分を後でプリントアウトできます。注意点として、たまにサービスや質の悪い写真スタジオがあるので、口コミなどを見て選ぶようにしてください。
最近ではスマホで自分を撮って、プリントアウトできるサービスがありますが、おすすめしません。素人の自撮りでは面接官に一発でばれますし、良い印象を持たれないと思います。アルバイトならありですが。
容姿に自信がある人ほど妥協せず、写真館などを利用しましょう。確実に大きなプラスになります。
➁背景は単色の無地ではなく、グラデーションで撮ろう
履歴書は、面接毎にモノクロコピーされて人事担当同士で共有されることが多いです。なので、モノクロコピーをしたときの写真の写り具合も意識しないといけません。
背景が単色の白や青の無地だと、モノクロにした場合顔そのものが強調されたりして自然な写り具合にならないことがあります。グラデーションにすることで、モノクロでも自然な写り具合になります。写真の上が薄い青、下が白のグラデーションがベストです。
③スーツ、ネクタイ、シャツは自分に合う組み合わせを早めに見つけよう
服装はあまり主張しすぎるより、万人受けする恰好にしたほうが無難です。
採用する側は、何枚もの履歴書の写真を見ています。そこに、服装の主張が強い写真があるとそれだけで目立ちますし、よほど似合ってなければマイナスでしょう。
スーツの柄 単色か目立たないストライプ
スーツの色 黒、紺、グレー、
ネクタイ スーツに合った色。奇抜な柄や派手な色はマイナス。
※暗い印象にならないように組み合わせよう
まずは自分でコーディネートして、納得のいく組み合わせを早い段階で決めておきましょう。
④プリントアウトはコンビニのコピー機が重宝する
写真館で撮ったデータをSDカードやをmicroSDに入れておけば、コンビニでたった200円でキレイな履歴書用の写真がいつでもプリントアウトできます。古いプリンターだと質が悪いことがあるので、比較的最新のプリンターを選ぶようにしましょう。
こんな感じでプリントできます。
⑤写真のカットこそ力を入れよう
写真の縁が曲がっていだけで大きなマイナスになると思ったほうがいいです。いい加減な印象を与えますから。じゃあどう写真をカットするか。ハサミで切ると、よほど慎重に切らないとどこかで曲がってしまいます。失敗したらその写真も無駄になりますし、もったいないです。カットには少なくとも、カッターと、切込みを入れやすい透明な定規を使いましょう。慣れてくればキレイにまっすぐ切れます。
もっときれいに切りたいという方は、フォトカッターを使うと良いでしょう。
⑥両面テープを使って貼ろう
まさか糊で貼ってないですよね?糊を使うと履歴書の用紙の裏側が湿った感じになったり、液体が写真からはみ出て汚れてしまうこともあります。
基本的に履歴書の写真を貼るときは、両面テープを使いましょう。
いかがでしょうか。
たかが写真、されど写真。微に入り細を穿つ姿勢こそがプラスに働きます。
履歴書の写真をアピールポイントの一つにして、ぜひ転職活動を成功させましょう!